第2回アゴラシンポジウム「持続可能なエネルギー戦略を考える」出演者の意見

2013年12月02日 15:00

アゴラ研究所の行うシンポジウム「持続可能なエネルギー戦略を考える」の出演者が、GEPRに寄稿した文章を紹介します。

第1セッション「放射能のリスクを考え直す」

基調講演「人類の放射能への恐怖は誤っている」

ウェイド・アリソン
オックスフォード大名誉教授。エネルギー物理学専攻。同校で40年以上教育活動を続ける。著書に「放射能と理性」(徳間書店)など。

パネリスト

ポール・ブルースタイン
作家・ジャーナリスト。ワシントンポスト紙、ウォール・ストリート・ジャーナル記者をして、現在日本の神奈川県鎌倉市に住み、執筆活動を行う。ウィスコンシン大学およびオックスフォード大学卒業(ローズ奨学生)。国際統治イノベーションセンター(カナダ)上級研究員、ブルッキングス研究所客員研究員としても活動。

澤田 哲生(さわだ てつお)
京都大学理学部物理学科卒業後、三菱総合研究所に入社。ドイツ・カールスルーエ研究所客員研究員をへて現在、東京工業大学原子炉工学研究所助教。専門は原子核工学。最近の関心は、社会システムとしての原子力、原子力の初等・中等教育にある。原子力立地地域の住民や都市の消費者の絆を紡ぐ『つーるdeアトム』を主宰。近著は『誰でもわかる放射能Q&A』(イーストプレス)。『誰も書かなかった福島原発の真実』(ワック)。『御用学者と呼ばれて』(双葉社)。

夏野 剛(なつの たけし)
慶應義塾大学大学院 政策・メディア研究科特別招聘教授。1988年早稲田大学卒、東京ガス入社。95年ペンシルベニア大学経営大学院(ウォートンスクール)卒。ベンチャー企業副社長を経て、97年NTTドコモへ入社。99年に「iモード」、その後「おサイフケータイ」などの多くのサービスを立ち上げた。2005年執行役員、08年ドコモ退社。現在は慶應義塾大学大学院 政策・メディア研究科 特別招聘教授のほか、ドワンゴなど複数の取締役を兼任。慶大では「ネットワーク産業論」をテーマにした講義を行う。著書に『ビジョンがあればプランはいらない』など多数。

第2セッション「原発ゼロは可能か?」

基調講演「2030年に向けてのエネルギー政策」(仮)
鈴木 達治郎(すずきたつじろう)
内閣府原子力委員会 原子力委員長代理。1975年、東京大学工学部卒業。1979年、マサチューセッツ工科大(MIT)修士課程修了。工学博士。MITエネルギー環境政策センター、(財)電力中央研究所社会経済研究所研究参事、東京大学公共政策大学院客員教授などを経て、2010年1月より現職。研究分野・専門分野等は、原子力政策、科学技術の社会影響評価、核不拡散政策など。

パネリスト

橘川 武郎(きっかわ たけお)
一橋大学大学院商学研究科教授。東京大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学。経済学博士。青山学院大学助教授、東京大学教授を経て、2007年より現職。経営史学会会長。総合資源エネルギー調査会委員。

竹内 純子(たけうち すみこ)
NPO法人国際環境経済研究所理事・主席研究員。21世紀政策研究所「原子力損害賠償・事業体制検討委員会」副主査。一般社団法人フォレストック協会コーディネーター。群馬県片品村「尾瀬の郷親善大使」。慶応義塾大学法学部卒。1994年東京電力入社。2012年より現職。水芭蕉で有名な国立公園「尾瀬」の自然保護に10年以上携わり、農林水産省生物多様性戦略検討会委員や21世紀東通村環境デザイン検討委員などを歴任。

田坂 広志(たさか ひろし)
1975年東京大学卒業。81年同大学院修了。工学博士(原子力工学)。87年米国パシフィックノースウェスト国立研究所研究員としてユッカマウンテン計画に従事。六ヶ所村の低レベル放射性廃棄物処分施設の安全審査にも携わる。11年福島原発事故に伴い内閣官房参与に就任。事故対策に取り組む。著書に『官邸から見た原発事故の真実 これから始まる真の危機』(光文社)など多数。

池田 信夫(いけだ のぶお)
アゴラ研究所所長。東京大学経済学部を卒業後、NHK入社。93年に退職後、国際大学GLOCOM教授、経済産業研究所上席研究員などを経て、現在は株式会社アゴラ研究所所長。慶應義塾大学学術博士。著書に『原発「危険神話」の崩壊』(PHP)など多数。池田信夫blog のほか、言論プラットホーム「アゴラ」エネルギー問題のバーチャルシンクタンク「グローバルエナジー・ポリシーリサーチ(GEPR)」を主宰。

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