もんじゅ、再生に向けた提言

2016年04月25日 14:00

高速増殖炉もんじゅの先行きが議論されています。原子力研究者などが集まった原子力国民会議が、「“もんじゅ”再生に向けた提言」をまとめている。

日本の原子力黎明期からの高速炉への期待を示し、研究施設であるもんじゅへの厳格規制、無意味な指導のおかしさを指摘。実験施設としての、既存軽水炉とは別の規制を加えることを提案している。また管理の混乱を指摘し、新組織、国のてこ入れの必要性も訴えている。

また高速炉は、原子力研究者の夢、期待が凝縮した施設であることも、歴史を振り返ると理解できる。アゴラ・GEPRはこの問題で特定の立場に立たないが、こうした意見があることは尊重したい。

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(2016年4月25日掲載)

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